トニー・ファデル「BUILD」を改めて読んだ
トニー・ファデル「BUILD」を読んだ
正月を使って、以前一度読んだことのあった本を再度読み直しました。
時間をおいてたまには読み直したいと思う本であったため2回目か3回目の読み直しだったため感想をログに残したいと思います。
https://www.amazon.co.jp/BUILD-真に価値あるものをつくる型破りなガイドブック-トニー・ファデル/dp/4152102411
本の内容について
この本の著者は、ジェネラルマジックに新卒で入って、その後Appleでジョブズと一緒に、iPodやiPhoneを作って、ネストを作ってGoogleに買収されてというような、エンジニアリングをやりつつ、プロダクトデザインや経営まで行なっていた人です。
本書は、「自分を作る」「プロダクトを作る」「チームを作る」といった章ごとに別れており、通してストーリーとして読むこともできたり、章ごとに知りたいことを読み返すことができるような読みやすい本でした。
本を読んで思ったこと・感想
- 最高のアイデアの見つけ方
- 最高のアイデアは「頭の中から離れない」アイデア
- ネストは、Appleを辞めた後に旅行をしたときにサーモキットが不便で、アイデアが頭の中に離れなくなってしまったとあった
- 最高のアイデアは「ビタミン剤ではなく鎮痛剤」であるべき(“あったらいい”ではなく“ないと困る”)
- →(感想)あったらいいなではなく、鎮痛剤のようなアイデアを考えたいと感じる。人の日常に溶け込むには絶対にないといけない状態だなと実感した
- 最高のアイデアは「頭の中から離れない」アイデア
- プロトタイプと視点の広さ
→(感想)特徴的なエピソードで、プロダクトを作るだけではなく体験として全体を見ていたからこそこのような発見や解決ができているという印象があった「CEOになる」や「PMについて」の章にもあったが、細かいクオリティや使う人の目線で考えることの大切さを感じた
- 開発者は視点が狭まりがちなので、プロトタイプでは ユーザーが“見える範囲すべて”を作る。
- 裏側は仮でもいいが、体験の穴は作らない(想像漏れを潰す目的)。
- エピソードとして、サーモキットで一番時間がかかったのは「組み立て」ではなく、ドライバーを探すところに一番時間がかかっているとわかった
そこでかわいいドライバーを同梱したことで
- 摩擦が消える(UX向上)
- 記憶に残る(ブランド)
- 話題になる(マーケツール化)
- 開発者は視点が狭まりがちなので、プロトタイプでは ユーザーが“見える範囲すべて”を作る。
- デザイン思考は誰でも行うべき
- どの段階でも「なぜ?」を問う(現状の理由と改善可能性)
- 一度も使ったことがないユーザーの視点で見る
- 体験をステップ分解し、制約を先に全部出す
- プロダクトを理解してストーリーで語れるようにする
- プロトタイプを作り続ける
- マーケティングは、開発時から考える
- 最適なマーケはプロダクト。
- マーケティングは「開発が終わってから」ではなく、開発の段階から織り込む
- PMの姿勢と言語化
- PMは素人目線で使う(作り手の前提で補完しない)。
- 表現は機能ではなく体験で語る:
- iPodを作っているときに「バッテリーを伸ばした」ではなく
- 「走ってる途中に電池が切れず音楽を聴くことができる」表現やストーリーが大切になる
- 働き方について
- 本当のワークライフバランスについて
- 「ワークとライフを分ける」ではなく、全ての時間に仕事を入れ、その中に運動などを織り込むスタイル
- →(感想)某さんが「ワークの上にライフがある」や、働いて働いて働きまくるみたいな、本当に熱中している時の感覚が本当のワークライフバランスだなと思った
- 「生きている実感のための時間」を意図的に作る
- ジョブズは、休暇中の方が仕事をしていてそれは絶対にお勧めしない。ただ、休息が仕事に役立つこともある
- 本当のワークライフバランスについて
以前読んだ際の感想
過去に読んだ時の感想をLinkedInに投稿してました
読んでいた本がすごく良かったのでシェアです!ジェネラルマジックで開発して、AppleでiPodやiPhoneを作って、ネストを作ってGoogleに買収されて今は投資とアドバイザリーやってる人の本がすごく良かったです。
プロダクトデザインのことからキャリアのこと、チームの作り方から買収のことまで経験に基づいたリアルな話が詰まって面白かったです。
プロダクトはビタミン剤ではなく鎮痛剤でなければいけない→ユーザーが夢中になって自然と使うものでなければいけない
という一文がすごく印象に残りました。
それぞれテーマごとに章が分かれており、さらに時系列順にも並んでいるため、初めからノンフィクションのストーリーとして読むのも、百科事典として読むのもできる読み返したい本になりました。
BUILD: 真に価値あるものをつくる型破りなガイドブック
読む時々で、感想や学びが変わる本なんだろうなと思いました。
また、GPTに学びや考えを入れて読む読書法は後から振り返るときに思考がまとまっていいなと思いました。