持たざる者の戦略を読んだ
牛尾剛さんの『持たざる者の戦略』を読んだ。
前著の『世界一流エンジニアの思考法』の続編的な立ち位置で、牛尾さんが普段どのように考えて行動しているかが書かれている。
読んでいてまず思ったのは、牛尾さんは周りの同僚から学んだことを自分なりに整理して、実践するのがすごくうまいということ。
前著でも感じたけど、自分は普段そこまで考えて仕事できているか怪しい。学びを吸収できている環境かも考えないといけないなと思う。
根性ではなく戦略
牛尾さんは自分を特別できる人間ではないと捉えていて、その中でどうやって成果を出すかを考えている。
例えば受験勉強なら、合格することがゴールなので、理解することより暗記を優先する場合もある。
ゴールを決めて、戦略を立てて、実行して、フィードバックをもとに修正する。
当たり前のようだけど、普段の仕事では目の前のタスクをこなすことに集中してしまって、あまりできていない気がする。
自分に合った仕組みを作る
ADHDの特性に対して、記憶の外部化やタスクの細分化、習慣化などでカバーしている話も面白かった。
特に、やることを声に出して言うというのは知らなかった。
スマホを見る時間を制限するなど、意思の強さに頼らず、そもそも意思決定する回数を減らすという考え方は参考になった。
自尊心を保つ
個人的に一番意外だったのが、自尊心を保つことについて結構書かれていたこと。
牛尾さんも自己肯定感が低くなりがちで、思い込みを減らしたり、感情解放テクニックを使ったりしているらしい。
中でも、仕事の成果と自分の価値を切り離して考えるという話が印象に残った。
技術的なことだけでなく、こういう部分も根性ではなく手法でなんとかしようとしているのが面白い。
とりあえずやってみる
Microsoftへの入社も、特別なことをしたわけではなく、応募してみたら要件とマッチしてオファーをもらったという話だった。
自分より優秀な人もいたけど、実際に応募したことが大きかった。
やりたいことをちゃんとやる。それだけで、やらない人より先に進める。
自分も準備ができてからやろうと考えがちなので、まず行動することは意識したい。
感想
全体を通して、牛尾さんは自分の苦手なことやうまくいかなかったことに対して、具体的な対処法を考えるのがうまいなと思った。
自分も仕事でうまくいかないときに、もっと頑張るのではなく、やり方を変えることを考えていきたい。
メモ
- 牛尾さんは、働く中で周りから学んだことを昇華してインプットしてまとめるのがすごくうまい方だなと思った。以前の本でもあったが、現在僕がそこまで考えながら仕事できているか怪しい
- 牛尾さんは、できる人間ではないと本の中でも自認しておりその中でどのようにしているか
- ADHD的な人がうまくやるためには
- MSに入るために特別なことはしていない
- 感情解放テクニック(EET)
- 一番驚いたのは、自尊心を保つこと
- プレゼンはみんなの聞きたいことを話す